★はじめまして、ひいらぎさん★
これが柊の花ですー。
母に「あらこれ、ヒイラギの花だわ!珍しいー!!」と言われ、
生まれて初めて見ました。
葉っぱの方は昔からよく見かけましたが、花は初めて。
お恥ずかしい話ですが、常緑樹で、花は咲かないもんだと思っていたくらいです。
木犀(もくせい)科だけあって、金木犀の白い版といったところでしょうか。
ネット検索によると、開花時期は、11/ 1頃~12/20頃だそうで、
金木犀や柊木犀(ひいらぎもくせい)のあと、11月になってから咲くらしく、
まさしく今!であります^^
で、こんな事も書いてありましたので、抜粋しました。
葉は固くてギザギザ(さわると痛い)。さわると「ひいらぐ(疼く。ひりひり痛む)」
ことから、「ひいらぎぎ(疼木)」となり、
次第に「ひいらぎ」になった。
老木になるとこの刺がなくなり葉も丸くなる。
角(かど)がとれる、ということでしょうか。 (それを人生になぞらえる向きもある)
そうです。
で、花はいい匂いって書いてあるのですが、私が見たこの花は、
無臭!(笑)でしたー。ま、そういうこともあるよね!
また、柊は魔よけの意味もあるとよく言われてますが、
古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木とされ、庭に植える習慣があった。
また、鬼が目を突かれて退散したという伝説、
(別名「鬼の目突(おにのめつき)」)から、
2月の節分(せつぶん)には、
・柊の枝葉を戸口に立てて、その葉っぱのとんがりで鬼を追い払う。
・イワシの頭を柊の枝の先端に刺して、その匂いで鬼を退散させる。
・豆がらをたくさん巻き付けて、ガラガラ音を鳴らして鬼を退散させる。
という厄除けの習慣が現在も残っている。
とのこと。なるほど、ためになります~^^
あ、ちなみに花言葉は「先見の明」だそうで、なんかカッコいいですね。
で、ここまで読んでこられた方のうち、少なからず、
「あれ?ヒイラギってクリスマスのだよね?あれって赤い実のやつじゃなかったけ??」
と思われると思います。私も思いっきりそうでした。
が!
クリスマスの飾りでよく使うのは、この「柊」ではなく、
柊黐(ひいらぎもち)です(赤い実。 葉っぱのとげの形も違う)。
だそうですー!知らなかったー。
どうも ヒイラギ=クリスマスのやつ=赤と緑のあれ という風に、
私のアナログコンピュータ搭載の脳みそに、インプットされてしまっていたのでした!
これでひとつおりこうになりました(笑)。
ちなみに、今回のありがたいお話しの数々は、
www.hana300.com/hiirag.html さんのものをお借りしました。
ありがとうございました!大変ためになりました^^
というわけで、今日はヒイラギの花をお届けしました!
埼玉県某所のあたりは、だいぶ紅葉が見ごろになってきました。
赤・黄・黄緑・緑・茶などの葉がとてもきれいです。
あー、こういう色の組み合わせっていいなーとか、
わ!地味な色なのになんだか鮮やかに見える~!とか、
色々思いながら、見て歩くのは楽しいです^^
これから寒い冬の前に、ちょっと気合いれますか!
ってな具合にもゆる彼らを、
もう少し楽しませて頂こうと思います★
みなさんのおうちの方の紅葉は、いかがですか?
by naoko705-k | 2009-11-10 15:41 | 花・園芸関係